夏の北海道 旭岳〜トムラウシ〜十勝岳〜富良野岳 縦走④

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7月15日、縦走4日目。

雨は朝目覚めると、未明にかけて降っていた雨は止んでいました。

前日の天気予報によると、きょうもあまりすっきりしない天気になりそうな状況でした。

 

朝食を済ませて午前6時05分に出発。

小屋を出ると、ヒサゴ沼にガスがかかっていました。

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僕は、この日はもう縦走を完遂することを諦めてトムラウシ温泉に下山するつもりでした。

ひとまずトムラウシ山を目指します。

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というのも、前日に靴の中は濡れて靴下までビショビショになって乾かないし、きょうも天気が良くなさそうだし…。

あとは、もうひとつ心配だったことは、南沼キャンプ指定地でひとりで泊まって熊でも出たらどうしよう…ということでした。

僕はすっかりネガティブな思考になってしまっていたんです。

 

ヒサゴ沼を過ぎると、また雪渓が出てきました。

視界が悪いため、GPSでちゃんと方角があっているか確認しながら進みました。

 

小屋を出発して1時間半。

大きな岩がゴロゴロとした、歩きにくい道に出てきました。岩と岩には大きな隙間がありますので落ちないように気をつける必要があります。

目印は付いていますので、よく見て行けば迷いはしないと思います。

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さらにしばらく行くと、日本庭園と呼ばれる場所があり、その名前の通り、まるで日本庭園のような趣きが楽しめます…。

と言いたいところですが、天気が良くなかったせいか、正直僕にはよく分かりませんでした。ただ、たしかに美しい場所ではあります。チングルマがたくさん咲いていました。

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さらに進んでいくと、またまた岩がゴロゴロとした「ロックガーデン」にたどり着きました。

四方からナキウサギの泣き声が聞こえてきますが、なかなか姿を見ることができません。

なんとか写真に収めようと少し待っていると、姿を現しましたが、ナキウサギの動きが早いため写真を撮ることができませんでした。

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写真を見ると、「道はあるの?」と思う方もいると思いますが、ここもペンキでマークがついてますので、よく見て行けば大丈夫です。

 

この辺りで、昨夜ヒサゴ沼に一緒に泊まり、先に出発していた男性2人と女性1人に追いつき、一緒にトムラウシ山に登ることになりました。

男性のうちお1人は北海道在住で、ほぼ毎年トムラウシ山に登り、南沼でテント泊するのが楽しみなんだとか。

 

8時51分。トムラウシ山が見えてきました。

登山道をハクサンイチゲチングルマのしとねを縫うように歩いて行きます。

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さらに10分ほどで北沼に到着。

山に向かって右側に山頂を巻いて、南沼キャンプ指定地に行ける道もありますので、体力との兼ね合いで、ひとまず先にテントを設営してから空身で山頂に登るのもいいと思います。

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僕は飲み水を補充したかったので、北海道在住の方に「どこかで水は汲めますか?」と聞くと、 その男性は、

「あの沼の水を汲めばいいよ。内地の人は浄水器持ってきてるけど、北海道の人はあんまり気にしない。」と、教えてくれました。

さらに男性は、この沼にはサンショウウオが生息していることも教えてくれました。

 

沼から先に進むと、やや傾斜のある岩がゴロゴロとした岩礫地帯になります。

登り切ると、また普通の登山道になり、その後また岩礫地帯が山頂まで続いてます。その岩礫地帯と岩礫地帯の間に、進行方向左手の斜面から水が湧き出ていました。男性に聞くと、「この水は飲めるよ。」と教えてくれました。

飲んでみると、冷たくて美味しかったです。味もまろやかな感じです。

「北海道に住んでる人と(山に)来ないと、こんなところの水なんて飲まないでしょ。笑」とその男性は言ってましたが、確かにその通りだと思いました。

 

午前10時11分。ついに日本百名山トムラウシ山に登頂。天候は回復し、景色は360°の大展望を眺められました!

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動画でも景色を撮りました。

https://youtu.be/8ZxI-DfWLN4

 

この日はオプタテシケヤマまで見えました。なかなかここまで見えるのは珍しいみたいで、なんだかラッキーでした。
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一緒に登って来た北海道在住の男性が南沼にテント泊すると聞いたので、それに背中を押してもらい、南沼にきょうは泊まることにしました。つまり、縦走を続けることにしました。

 

南沼キャンプ指定地につくと、水場が近いところにテントを設営するのがオススメだとアドバイスをいただき、僕は平らなところを見つけツェルトを貼りました。

ツェルトは防水ではないため屋根の代わりに100均で買ったビニールシートを使いました。

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ツェルトを設営し終わり時計を見ると、まだ時間は12時11分でした。

ツェルトのそばに腰を下ろして、お湯を沸かし、リフィルのカップ麺を食べました。

 

あたりをじっくり見回すと、まだ私たち以外に人影は見当たりませんでした。

この南沼キャンプ指定地はお花畑の中にあることが分かりました。聞こえてくるのは、その真ん中を流れる清水の音だけです。

その小川の周りにはチングルマハクサンイチゲが咲き誇っていました。

トムラウシ山周辺は、「神々の庭」とも呼ばれるんだそうです。

太陽が顔を出してくれたおかげで僕は濡れた靴や装備をすっかり乾かすことができました。

雲が流れていくのをぼんやり見て、悠久の時の流れを感じ、贅沢な午後のひとときを過ごしました。

 

13時すぎ。テント場のトイレブースの方からひとりの背の高い男性がこちらに向かって歩いてきました。

その男性(Mさん)は驚いたことに、なんと、2日前に僕が北海岳で道を間違えたときに、ご指摘をくれた方でした!

2日ぶりの再会に思わず嬉しくなりました。

Mさんは大阪から来ていて、僕と同じく旭岳ロープウェイから入山して、十勝岳温泉に下山する予定、とのことでした。 

 

僕はトムラウシ山〜オプタテシケヤマまでの道は藪が待ち構えていること、ヒグマとの遭遇が気がかりでした。

それを彼に話すとやっぱり同じ気持ちだったことがわかり、翌日から下山まで一緒に行動することになったのです。

しかも、我々以外にもあともう一人、ソロで来ている男性も十勝岳温泉を目指している、と聞きました。

僕は仲間ができたことでとても心強く感じました。翌朝の天候も良いことを願いつつ、眠りにつきました。

 

★南沼キャンプ指定地を使用する際に注意点

・トイレは携帯トイレを使用する

このテン場はトイレがなく、携帯トイレを使用するブースが設置されています。今年から1つ増設され2箇所になっています。

携帯トイレは必ず持参し、排泄物や紙は持って帰りましょう。(基本的に可燃ゴミとして捨てられますがその自治体の捨て方に従って処分してください?)美しい場所を後世に残していくためルールをきちんと守りましょう。

 

・水は煮沸する、または浄水器を使う

北海道の山には、エキノコックスという寄生虫をもっているキタキツネが多く生息していますので、水場で汲む水は要煮沸です。

また、北海道で登山する場合は浄水器は必携のアイテムです。

SAWYER ソーヤー ミニ SP128 【日本正規品】 https://www.amazon.co.jp/dp/B00V7X60X0/ref=cm_sw_r_cp_api_i_vdIuDbSANV31V

こちらは、プラティパスにも装着できます。なんとエキノコックスまで除去できます。

 

・夜中、装備を出しっ放しにしない!!

テント内のスペースを少しでも広く使うために、一部の装備は外に置きたいところ。

ですが、北海道にはキツネやヒグマなどの動物がいます。特にキタキツネは、エサを求めて人間が寝静まった夜中にテントの周りをウロウロしています。キツネは食べ物以外の物でも持っていってしまうそうです。以前は、なんと靴をキツネに盗まれてしまった方もいるそうですので、気をつけましょう。 

夏の北海道 旭岳〜トムラウシ〜十勝岳〜富良野岳 縦走③

7月14日。縦走3日目。朝4時半、天気は曇りだけど、青空も見えていました。

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この日は17km先にある忠別岳避難小屋まで行くつもりでした。コースタイムで7時間ほどかかります。

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本当はその先約7km先にあるヒサゴ沼避難小屋まで行ければ翌日の行程が約3時間ほど短くなるのでそうしたかったですが、あいにく小屋が補修工事のため今年は使用できないと管理する自治体のウェブサイトに載っていましたので、行程から外していました。

 

ですが、旭岳青少年キャンプ場の管理人さんが「ヒサゴ沼避難小屋使えた」と言っていた方がいたという情報を得ていたので、半信半疑で期待はせず、この日は忠別岳避難小屋まで、としたわけです。

 

まずは、お鉢回る形で北海岳へ向かいます。

小屋の前の分岐を北海岳方面へ…

というつもりが、僕は道を間違えてお鉢平展望台の方向へ向かっていることに15分くらい気づきませんでした(汗)

15分かけて分岐まで戻りました。その途中で小屋の前で支度をしていたお二人とすれ違い、気恥ずかしくなって

「忘れ物です」と言いいました。

 

この辺りは「雲の平」と呼ばれています。

北アルプス、黒部にも同じ名前で呼ばれるところがあります。

その名の通り、雲上に浮かぶ高原の楽園のようなところでした。

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作家の深田久弥は、ここを歩いた時のことを次のように述懐している。

『北鎮を下って雲ノ平を横切って行く長い道は、その長さを忘れる気持ちのいい高原散策であった。こういう大きな原が大雪山にはたくさんある。内地へ持ってきたら、それ一つだけでも自慢になりそうな高原が、あちこちに無造作に投げ出されている。この贅沢さ、この野方図さが、大雪山の魅力である。』 (新潮文庫日本百名山 」より)

 

気を取り直し、小屋の前にある分岐を北海岳方面へ向かい、下っていく。

しばらく下っていくと沢を渡ります。増水時は気をつけてください。道は印があるので行けば分かります。

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雪渓には目印となる旗🚩があります。

 

北海岳へ登りになります。この辺りは、シマリス🐿がたくさん道に出て挨拶してきてくれます。
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稜線に出る前の急登になるのですが、ベンチがありますので、そこでひと息。

エゾツガザクラがみずみずしい姿で咲いていました。
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稜線に出ると、真っ白な世界。残念 _| ̄|○f:id:nackk79:20190807130918j:image

 

小屋を(再)出発して1時間半。白い世界に包まれた北海岳山頂に到着。
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次は、白雲岳避難小屋を目指します。

と、ここでまたしても僕はやらかしました。道を間違えてしまったんです。

あろうことか、松田岳方面へ歩きだしてしまっていました。

僕は赤い防風ウェアを着た背の高い男性とすれ違い、

「どちらに行くんですか?」と聞かれました。

僕は「トムラウシを抜けて十勝岳温へ行くんです。きょうは忠別岳避難小屋に…」と答えると、

そこで男性に間違えを指摘してもらい、自分が道を間違えているのに気づきました。

また、その親切な男性は自分も同じコースを行く、と聞きました。

僕はテヘペロしながらもお礼を言って、北海岳山頂にある分岐まで戻り、「白雲岳避難小屋方面」と、言いながら指差し呼称をし、足早に向かいました。

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この先はアップダウンが少なく、高原が広がっています。

ただガスで景色は楽しめませんでした。

 

北海岳から約40分で白雲岳分岐に到着。

さすがに白雲岳に登っても景色は楽しめないと思いましたので、登らず先へ行きました。

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分岐から15分くらい進むと、昨日の夜に雨が降ったせいか、道が小川になっていました。

ここで右足の靴が浸水。誤算でした。テンションも下がりました。
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ガスガス〜
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さらに15分後。

白雲岳避難小屋に到着。

きれいなテン場がありました。
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1人300円で利用できます。
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小屋の前で管理人さんにお会いして挨拶すると、彼から驚くべき情報をゲットしました。

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なんと、オフィシャルには使えることは言ってないけど、ヒサゴ沼の避難小屋は使えるんだそうな。

なんでも、入札した業者が人工をあつめられなくて、結果、再入札になったんだとか。

 

これは行くしかないです。

なぜなら、自分の計画では、その次はトムラウシ山の南沼指定キャンプ場で野営する予定でした。

そこまで忠別岳避難小屋から行くと、約3時間ほどかかりますので、2日連続で8時間以上の行動となるのは、体力的なことを考えると避けたいと考えていたからです。

この日ヒサゴ沼で泊まることができれば、そこから南沼までは約4時間と、行程が短くなるし、思う存分写真を撮る時間もできたり、のんびり山を楽しめます。行程に緩急をつけることも大切だと思います。

山は楽しまないと、もったいない。のんびりといきましょう。

 

イワブクロ
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ずっと起伏が少ない真っ白な風衝地帯を進みます。

ここでもし雷にあったら、ハイマツもないので逃げ場がない。
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コマクサが群生してて、こんなにたくさんのコマクサを見るのは初めてでした。
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ウルップソウもたくさん咲いてました。
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白雲岳避難小屋を出発して2時間後。

笹が道に覆い被さっている道が行きあたりました。
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笹や草には露がたくさんついてます。

ここまで来るのに、朝露でソフトシェルのノースフェイスバーブパンツが濡れてました。

朝、小屋を出る前にレインウェアを着てくるべきでした。

これ以上濡らしたくないので、ここでレインウェアを上下着ました。

 

美しい高原の景色をひとりじめしました。

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午前10時25分、忠別沼に到着。

もし天国ってあるとしたら、こんな感じのところかな、なんて考えてました。
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午前11時15分、忠別岳に到着。

風が少し強くなり、小雨が降っていました。

ここまで2時間以上、他のハイカーとはすれ違ってません。
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山頂から見た景色。
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ハイマツの陰で風を避けながら菓子パンとエナジーバーを食べました。

 

熊鈴を鳴らし、さらに歩くこと1時間。忠別岳避難小屋へと分ける分岐に到着。

ちょっと休憩だけして、先へ進みます。

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午後12時56分、五色岳山頂に到着。 

道が小川のように流れているところもあり、この時点で両靴の中は浸水してました。

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景色は、白一色。
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さらに歩いていくと木道が出てきます。

久しぶりにソロの登山者の人とすれ違い、多少心細かったので、なんだか嬉しくなりました。

 

「ヒサゴ沼避難小屋」と標識に1.2kmと書いてありました。

しかし、そこから長かったです。

 

しばらく行くと、雪渓がでてきました。トレースはほとんど消えてました。しかもガスっていて視界が悪いと、ルートファインディングに時間がかかり、ちょっと厄介です。

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スマホアプリのジオグラフィカを駆使して進みます。

 

雪渓を渡り、水が流れる道を下っていくとヒサゴ沼に行きあたりました。

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分岐がまた出てきます。左手に進んでしばらく行くと避難小屋がやっと見えてきました。

 

15時30分、ヒサゴ沼避難小屋に到着。

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水は小屋に来る道の途中でシャバシャバ流れてます。

トイレも使えました。

 

雨が降りだした。

夕方、天気予報を確認すると、明日も天気があまり良くはならないようだ。どうやらエゾ梅雨の影響らしい。

 

明日の行動をどうするか、僕は悩んでいた。

天気が良くないのと、靴が濡れたのに、僕はモチベーションが下がってしまっていたんです。

その予報を聞いて、明日はトムラウシ山に登ったあと南沼で野営せず、トムラウシ温泉にエスケープしようかと思案していました。

雨はその夜、避難小屋の屋根を叩きながら未明まで振り続きました。

 

どうやって持っていく?縦走に持っていく食料〜夏の北海道 大雪山〜十勝岳 大縦走 番外編〜

7月11日〜7月19日で北海道へ登山に行ってきました。

今回のコースは、旭岳〜黒岳〜忠別岳〜五色岳〜トムラウシ山〜美瑛富士〜美瑛岳十勝岳富良野という約70kmになる縦走です。

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あ、すみません!

関係ない写真を載せてしまいました💦

これは7月31日にB'zのライブを観に、さいたまスーパーアリーナへ行ったときの写真でした笑

稲葉さん、埼玉ベイべ〜!!ってシャウトしてた!

 

さて、きょうは縦走記の番外編ということで、今回の縦走では、7日分の食料を用意していったんですが、そのことについて備忘録的にも書いていきます。

こちらの写真が今回用意した食料です。

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なんだかわかりにくい写真なので、詳しくみていきます。

 

 【食料はどれくらい持っていく?】

まず縦走は4泊5日で計画していました。これに予備日2日を考えていましたので、持っていった食料は7日分になりました。

 

 【登山で消費するカロリーはどれくらい?】
実際に山ではどの程度のカロリーを消費しているのでしょうか。

登山中に消費されるエネルギーは空身の場合で1時間・体重1Kg あたり 6Kcal と言われており、20Kg のザックを担いだ場合には9Kcalなんだとか。
例えば、体重60Kg の人が 8 時間の登山をすると空身の場合、

 

6Kcal/Kg/時間 x 60Kg x 8時間 = 2,880Kcal

 

となります。

では、20Kg のザックを担いだ場合では、

 

9Kcal/Kg/時間 x 60Kg x 8時間 = 4,320Kcal  

 

となります。
ただ、あくまでもこれらは休憩をとらずに登りつづける場合なんだそうですが、そんな人はいないわけで、さすがにこれは現実とのギャップがありますよね。


そこで、1時間に10 分程度の休憩をはさみながら登る日本の登山スタイルに寄せ、背負う荷物の重量に関係なく、定数を5 Kcal/Kg/時間として、汎用的に計算するやり方があります。

 

汎用的な一般式は、

5Kcal/Kg/時間 x 体重(Kg) x 行動時間 =消費カロリー(Kcal)

 

なので、これに当てはめて計算すると、

 

5Kcal/Kg/時間 x 60Kg x 8時間 = 2,400Kcal

 

となります。2,400キロカロリーってかなり消費するなって思いません?

これはカロリーだけでなく、そのまま必要な水分量に置き換えることができます。

 

【1日にどのくらいカロリーを補給量したらいい?】

消費されたカロリーを全て補給した場合、膨大な量になってしまいます。しかし、身体は貯蔵された脂肪を行動中に使うことができるようになっています。

なので、こまめに行動食は食べて、使われたエネルギーの7~8割を1日のトータルで補給するように心がければいいんだとか。7割だと、1,680kcalが1日の摂取する目安ということですね。

また、水分は最低2L以上摂る必要があるわけです。

 

縦走するときは、炭水化物を中心に高カロリーなものを摂取することを念頭に食糧計画を立てます。

 

今回の北海道の縦走では、

朝→パスタ

昼→行動食

夜→アルファ米フリーズドライカレー

 

という感じです。それぞれ詳しくみていきます。

 

【朝食】

朝は基本的にパスタにしました。ガスの節約にもなるので3分で茹で上がるタイプがオススメです。

https://www.nisshin.com/speedpasta/lineup/

 

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これだけだと飽きるし、違う食感も楽しみたかったのでペンネタイプも持っていきました。

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個人差もありますが、僕は1食100gずつ食べると考えて計算して用意しました。5回食べるとしたら500gですね。

 

いくら小さいパッケージとはいえ、持ち帰る際はかさばりますのでゴミを減らすため、家でジップロックなど食品保存用の袋に移し替えて持っていきました。

 

パスタソースは茹で上がったパスタに和えるタイプの3種類を用意。おすすめはバジルとたらこです!

https://www.nisshin.com/products/sauce.html#lineup075B

このパスタソース3種類があれば飽きは来ないし、朝食がちょっと優雅で楽しみのひとつになります。 

 

ちなみにパスタを茹でた時のお湯は、捨てないでフリーズドライの味噌汁を溶かすのに使うと、いちいちお湯を捨てに行かなくて済みますし、味噌汁用にお湯をもう一度沸かさないでいいので、ガス節約、さらに時短になります。そば湯で味噌汁飲むみたいな感覚です。

そもそもパスタのお湯は山に捨ててはいけません。 

 

【昼食】 

いちいちバーナーを出してお湯を沸かしていたら日が暮れてしまいますので、素早く食べられるもので考えます。基本的には高カロリーで、自分が好きなもの。

 

・亀田柿の種を中心にナッツ類、フリーズドライをオリジナルミックス

   100均とかで売ってる空のボトルに移し替えて2本用意。ボトルに入れると、汚れた手を使わずに食べられまず。 

 

・あんパン、クリームパン など菓子パン

   旭岳ロープウェイの売店で1日1個と計算してる買いました。ここで販売しているパンは賞味期限が1ヶ月と長いんです。

1個300キロカロリーあるので食べると満足感が高いです。

パンはかさばりますので、尾西の携帯おにぎりも便利だと思います。 

https://www.kameda-netshop.jp/smp/item/982517.html?origin=pla&ptid=736484711169&productid=982517&gclid=Cj0KCQjwp5_qBRDBARIsANxdcinud2Zb6sjRx-lDSt7e5ikN0GrQs-emuVlqvgGTuL5oCW5qr1_9yzcaAs-XEALw_wcB  

柿の種といい、おにぎりといい、亀田製菓さんお世話になってます。

 

エナジーバー 

 菓子パンと一緒に1日1本食べました。

 

・その他、スポーツようかん、チョコブラウニー、など甘いもの 、クエン酸入りタブレットや飴、アミノ酸粉末 など

  甘いものは食べるとカロリー摂取するだけでなく、何より精神的なリラックス効果が得られると個人的には思います。疲れているときに身体は甘いものを欲しますので、持ってないとあとあときつくなります。山と渓谷社の萩原編集長は、チューブの練乳がおすすめとテレビで紹介していました。

 

【夕食】

ベタではありますが、白米のアルファ米アマノフーズフリーズドライカレーをライナップに組み立てました。カレーは2種類あって飽きないです。これはもう間違いない。鉄板と言っていいでしょう。

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https://item.rakuten.co.jp/auc-orangetokei/kc-4971334206542/?s-id=pdt_overview_image_sp#23686309

 

アルファ米は、実は普通の白米と同じ容量でふっくらと炊くことができちゃいます!

 

アルファ米の炊き方

 

①クッカーにアルファ米と、水を入れてかき混ぜる

水はアルファ米のパッケージに記載の量より10%ぐらい多め(蒸気が逃げる分量を考慮)

 

②ストーブに火をつけて(強火)、クッカーをのせて炊き始める

・炊き始めはクッカーの蓋はしなくてOK。
・焦げ付かないように時々かき混ぜる。

 

③2分ほどで沸騰するので火を弱め(中火)、クッカーに蓋をする

・蓋の上に「レトルトカレー」等のおかずを重石替わりに載せて温めるのもOK。
・以後、クッカーの蓋は開けない!!
・吹きこぼれそうになったら火を弱める。

 

④炊き始めから5~6分で炊き上がる

・炊き上がり時間は、火力・気温・気圧によって変わるので「音」と「匂い」で判断する。

 

☆炊き上がりの目安は?
・音が「グツグツ」から「チリチリ」に変わる。
・湯気から「香ばしい香り」がする。
・炊き上がるまでは集中して観察する!

 

⑤炊き上がったら火を止めて5分ほど蒸らす

・蒸気が逃げて熱が下がってしまうので、蓋は開けずじっと我慢!蓋は開けちゃダメです。

 

⑥蒸らし終わったら、蓋を開けてかき混ぜて、水分を飛ばせば出来上がり

・水分が多い場合は、弱火にかけてかき混ぜながら水分を飛ばす。

 

あらま、ふっくらと美味しい〜、アルファ米の完成です!

これはほんとに普通の白米を炊飯器で炊いたみたいに美味しくなのでオススメですよ!

 

アルファ米はだいたい1食あたり100gと計算し、少し多めに全部で600gほどをジップロックなどの袋に移し替えて持っていきました。こうすることでゴミを減らせます。

また、それだけではなく上記のようにアルファ米を炊く前提でジップロックで持っていけば、その時食べたいだけの量をクッカーに入れて炊くことができます。  

 

【つまみ】

・おやつカルパス 適量

https://www.amazon.co.jp/dp/B003U5UW4Q/ref=cm_sw_r_cp_api_i_J1jsDbSVBM8TG

 

【停滞飯(予備)】

・リフィルタイプのカップ麺 2個

 

【食べたあとクッカーを拭くティッシュが意外とかさばる問題】

クッカーを使い終わったら、当然ウェットティッシュでを拭くと思いますが、7日分ともなるとけっこうかさばります。ゴミはなるべく少なくして下山したいところ。

 

この問題を解決したやり方があります。

ステラボールを使います。

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これでクッカー内に付着した油汚れなどを拭いて食べちゃいます。

もしくは、スーパーで販売しているカニパンなんかでもOKです。

こうすることでゴミも減らせますし、デザート感覚でお腹を満たすことができます。

 

【まとめ】

ザックの中はほとんど食料でした。ちょっと食料多いかなって思ったんですけどね。

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けれども、終わってみて結果としては、6日目の夜になったときにアルファ米をたらふく食べられ、ちょうど使いきって下山しました。

もう少し軽量化するなら食料を減らしてもいいのかなとも言えますが、今回は軽量化を考えすぎて食料がカツカツになるよりは良かったと思いました。

夏の北海道 大雪山〜トムラウシ〜十勝岳〜富良野岳 大縦走③

7月11日〜7月19日で北海道へ登山に行ってきました。

今回のコースは、旭岳〜黒岳〜忠別岳〜五色岳〜トムラウシ山〜美瑛富士〜美瑛岳十勝岳富良野という約70kmになる縦走です。

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13日(3日目)について書いていきます。

この日は忠別岳避難小屋まで行くつもりでしたが天気に恵まれず、あいにくの雨のため黒岳石室に停滞することにしました。

せっかく北海道まで来たのだし、まだ日程にも余裕があるのだから急ぐことはないなぁ、と思いましたし。のんびりと過ごすことにしました。

 

雨宿りに来たシマリス

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その日の夕食時に小屋番さんといろんな話をし、楽しいひとときを過ごすことができました。

その方はたぶん40代後半だと思いますが、アラスカや中米に在住していたこともあると語り、今まで生きてきてサラリーマンは3年しかやったことがないと言っていました。

「(周りを見て)バランスを取ろうとしなくていいんだよ。自分のやりたいことをやり続けて、オレは生きてこれたから。あなたもやりたいことをやり続ければいいよ。」

と、彼の人生観について話を聞いたりして、濃い時間になりました。停滞したからこそ聞けて良かったなぁと思いました。

 

13日午後。雨が止んだので桂月岳へ散歩しました。黒岳石室から10分ほどで登ることができます。

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右の写真は山頂から見た黒岳。

夏の北海道 大雪山〜十勝岳 大縦走②

7月11日〜7月19日で北海道へ登山に行ってきました。

今回のコースは、旭岳〜黒岳〜忠別岳〜五色岳〜トムラウシ山〜美瑛富士〜美瑛岳十勝岳富良野岳という約70kmになる縦走です。

 

1日目(自宅から旭岳の行き方)の記事はこちら↓

https://goodsun.hatenadiary.com/entry/2019/08/03/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93_%E5%A4%A7%E9%9B%AA%E5%B1%B1%E3%80%9C%E5%8D%81%E5%8B%9D%E5%B2%B3_7%E6%B3%8A8%E6%97%A5_%E5%A4%A7%E7%B8%A6%E8%B5%B0%E2%91%A0

 

7月12日、朝4:00に起床。いよいよ今日から縦走が始まります。

 

朝飯を食べ終え、ツェルトを撤収し、6:30に野営場を出発。旭岳ロープウェイに向かいます。 

http://asahidake.hokkaido.jp/ja/

縦走期間中の昼飯が足りない気がしていたので、ロープウェイ駅の売店で売っていたクリームパンとあんぱんを合わせて5個買い買い足しました。これなら昼に1個はパンを食べられます。1個300キロカロリーはあるのでありがたいです。

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後から気づいたのですが、ここで売っているパンは賞味期限がなんと1ヶ月と、一般的な菓子パンに比べて賞味期限が長いんですよ。

 

ロープウェイに乗って一気に約10分で山麓駅から姿見駅(標高1,610m)へ。
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ロープウェイを降りてから、内地では登山届にあたる入林届を記入し、ポストに入れます。

トイレを済ませていざ出発!

この日は、黒岳山頂と黒岳石室を目指しました。

ロープウェイ駅を出ると木道を歩きます。
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道の傍らにはチングルマが咲いていました。
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エゾコザクラの群落など見られます。

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北海道の山は緯度が高いので、本州では3,000m級の気象条件にあたります。

なので高山植物は、厳しい環境で子孫を残すため、雪どけの短い夏の間に花を咲かせ、種を作れるように適応しています。

また、風が強い場所に咲く花は地を這うように自生していたり、様々な生き残りへの戦略が見えます。

 

雄大な旭岳の姿を見ながら姿見ノ池へ歩いていると、北海道へ来たことを実感しました。

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「大雪の鐘」のある場所。硫黄の匂いが漂っていました。
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ここからは登山者のエリアになります。道は少しずつ標高を上げていきます。

岩がゴロゴロした道を歩いていきます。

 

しばらく行くと、左手に大きな岩が間近に見えてきます。今にも落ちそうな感じです。

下から見ると、旭岳の右肩に目立って見えていた岩が金庫岩です。毎年ほんの少しずつ傾いてきているんだとか。

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ここから先は旭岳でも風が強い場所だそうです。

 

大雪の鐘から2時間ちょっと歩いて、山頂に到着しました。火山らしい荒々しい景色が広がります。
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山頂からいったん下り、黒岳方面へ向かいます。傍らに咲くキバナシャクナゲがきれいでした。
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北アルプスのように、起伏は少ないので初心者でも歩きやすいと思います。
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お鉢周りをする感じで歩いていきます。
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分岐をついうかっりして通り越してしまい、北鎮岳にも登りました。
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この分岐、道標の文字が読めないので気をつけてください。

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歩いていると、シマリスにはたくさん出会えます。
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お鉢平が一望できました。
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14:00に今日の宿泊地、黒岳石室に到着。
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中はこんな感じで、マットとシュラフ持参で素泊まりのみ。1泊2,000円です。
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雨が降りそうな空模様の下、空身で黒岳山頂に向かいました。
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小屋から15分ほどで山頂に到着しました。

ここに来たかったのには理由がありました。

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ここは、山の世界でアカデミー賞にあたるピオレドール賞を女性で世界で初めて受賞した故・谷口けいさんが冬に滑落し、亡くなった山でもあります。

 

太陽のかけら ピオレドール・クライマー 谷口けいの青春の輝き https://www.amazon.co.jp/dp/4635340341/ref=cm_sw_r_cp_api_i_VYqrDb29TA071

 

僕は谷口けいさんにお会いしたことはありませんが、今回の縦走に来る前にこの本を読んだのですが、そんな僕でもこの書籍を読み終えるころには、谷口けいさんの人柄、生き方にとても惹かれている自分がいました。 

谷口さんのように、自分にまっすぐ生きたいなぁ、と強く思いました。 

 

心からご冥府をお祈りいたします。

 

山頂の岩場では力強くコマクサが咲いていました。その姿がまるで谷口さんの力がそこに宿っているかのように、僕には見えました。

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夏の北海道 大雪山〜トムラウシ〜十勝岳〜富良野岳 7泊8日 大縦走①

7月11日〜7月19日で北海道へ登山に行ってきました。

今回のコースは、旭岳〜黒岳〜忠別岳〜五色岳〜トムラウシ山〜美瑛富士〜美瑛岳十勝岳富良野岳という約70kmになる縦走です。

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実は若いころ僕は北海道に住んでました。

というのも、北海道の静内町でラサブレッドの育成牧場で働いていたのです。

その頃は登山なんてまったく興味がありませんでした。

北海道の山を登るのは今回が初めてで、ヒグマに遭遇したらどうしよう、なんて不安もありました。

 

まずは11日、1日目について書きます。

 

飛行機は12日の朝7:10成田発、春秋航空(LCC)をネットで予約してました。

料金は手荷物の重さ20kgまでと25kgの2種類から選んで予約できます。

僕は縦走なのでザックが重くなることを考慮して25kgを選びました。料金は往復で20,960円と、かなりリーズナブルです。

仮に20kgだと片道2,000円ほど安いです。

便利な時代になったもんですねー。

 

飛行機に乗るには始発の電車に乗ってでも間に合わないため、前夜に自宅を出ました。 

日暮里駅から京成スカイライナーの終電に乗って成田空港へ向かいます。

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第3ターミナルには24時間営業をしているローソンがあります。そこでビールとつまみを買い、北ウィングにあるウェイティングルームで仮眠を取るため来た道をいったん戻りました。

ウェイティングルームで買ったビールとつまみを食べ、ベンチにエアマットをひいて寝まし

た。

翌12日朝7:10発の飛行機に乗り、新千歳空港へ。

格安でもサービスは至って普通です。

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新千歳空港に到着。十数年ぶりに北海道の地を訪れました。
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北海道にきたら久しぶりに「ソフトカツゲン」を飲みたい!と思い、空港のコンビニでさっそく買って飲みました。
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昔と変わらない甘くてまろやかな味わいを堪能しました。

 

この日は、旭岳のふもとにある「旭岳青少年野営場」を目指しました。

 

そこまでの行き方を調べてみると、

いったん電車で札幌まで出て、バスターミナルから旭川駅行きの高速バスに乗り、さらに旭川駅前から旭岳ロープウェイ行きの路線バスに乗り換えるのが早いらしいことが分かりました。

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札幌駅からすぐのバスターミナルで道央バスに乗って2時間で旭川駅に着きます。予約は不要で窓口でチケットを購入。

バスに乗る前に札幌駅で駅弁を買って、バスの中で食べました。

 

旭川駅前から路線バスに乗り換え、1時間ほどで旭岳青少年野営場に到着します。15時に野営場に着きました。 

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/policy/system/rekumori/sinrin_spoytsrin/9-higasikawa_seisyounen/index.html

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ここでツェルトを張って一夜を過ごし、明日に備えます。

今回テントじゃなくてツェルトにしたのは、縦走中は基本的に避難小屋泊だし、軽量化のため、夏だし、まぁいっかっていうノリ。
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テントサイトに行くと、キツネが出迎えてくれました。

このキツネ、餌付けされてかなり人に慣れている様子でした。


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管理人さんに聞くと、テントの中に食料はもちろん、きちんと装備を入れておかないと、キツネやカラスに持っていかれてしまうので、水場に用意してあるフードボックスを利用してください、とのことでした。

 

テン場で九州から来たという男性に今回の縦走の話をすると、「食料が余ったので、燃料の節約にもなるし」と、厚意でインスタントラーメンとレトルト食品を分けていただきました。

 

テン場から歩いて10分ほどのところに、日帰り入浴ができる宿、勇駒荘があります。

https://www.yukoman.jp/

僕はゆったりと入浴し、移動の疲れを癒し、翌日からの縦走に備えました。

 

つづくー。

レインウェアのかぎ裂き補修をやってみた

こんにちは。直己です!久しぶりの更新です。

先日、4月4日に八ヶ岳・南沢小滝でアイスクライミングの練習をしてきました。

私にとって初めての自然の氷でのアイスクライミングでした。

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この日ためにカモシカスポーツの決算セールでペツル のクォークハンマーと、クォークアッズ、アイス用クランポンのリンクスを購入した。

PETZL(ペツル) Quark Adze クォーク アッズ U019AA00 https://www.amazon.co.jp/dp/B07CHDHGZR/ref=cm_sw_r_cp_api_i_9XVRCbY1QJ3RB

 

PETZL(ペツル) クォーク アッズ U019AA00 メーカー説明書付き(日本語あり) 

[並行輸入品] https://www.amazon.co.jp/dp/B07JVTWD71/ref=cm_sw_r_cp_api_i_YZVRCbT5Y43DM

 

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現場は当日、私とパートナーだけ。貸し切り状態でテンションも上がり、アイゼンを装着して、「さぁやりますか!」とさっそうと滝の下に向かって歩きな出したんですが、

ビリッ!と慣れない長めに調整してあった前爪でハードシェルのズボンに穴を開けてしまった😢

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うわぁ〜、やっちゃった…

でも修理出すとお金かかるしな…

 

ということで、今回はレインウェアの補修をしていきます。

 

今シーズン初めての雪山で初めてアイゼンを装着して穴を空けちゃった〜!っていう方、必見です!

 

使うのはこれです。

モンベル パーマメントリペアシートと針と糸と家庭用アイロン、以上。

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では、さっそく補修していきましょう。

まず針に穴を通したら、破れた箇所を裏側から丁寧に塗っていきます。

裁縫かちょっと苦手って方も大丈夫。僕も大人になって初めて裁縫したクチ。なので苦手でしたがYouTube見てできました!

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縫い終わったら、パーマメントリペアシートを破れた箇所よりひとまわり大きめに切ります。

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《ワンポイント》

この際に、シートの角を丸く切っておくと、あとあと剥がれにくくなる。

 

次に切り取ったシートを補修箇所に貼り付けたら、当て布をして、アイロンを中温に設定して

約20秒当てます。

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これで完成!

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面から見ると、こんな仕上がりになりました。

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うん、まぁ悪くない。

 

どうですか。意外と簡単に補修できるんです。 

時間にして30〜40分くらいでした。

自分で補修すればお金を節約できるし、道具への愛着も湧くんですよね。

ぜひ一度試してみてください!